pH(Potential Hydrogen)は水素イオン濃度のことで、水質基準の一つです。水処理設備では、排水を中和処理するための指標として使われます。pH0～pH6の水は『酸性』として扱われ、pH8以降の水は『アルカリ性』として扱われます。『中性』はpH7を基準とされています。処理水基準ではpH5.8～pH8.6の間であれば、排水の放流が許可されています。一方で処理水がこれに満たない場合は、排水処理設備の見直しが必要です。