コラム

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是枝 和樹 是枝 和樹
執筆者 : 是枝 和樹 所属:安全品質管理室

現在は、安全品質管理室に所属しています。

 

元フリーランスフォトグラファー。

前職は動画撮影や写真撮影を含め、製品や商品の編集・PR動画制作に加え、

一方で、ECサイト運用や企業ホームページの制作・運用に従事していました。

 

 

壽環境機材に未経験で入社。

 

設計工事部として段階的に設計・調達・検査・工程管理・施工管理等を担当。
また前職の経験もあり、縁あって自社のホームページ制作担当を兼務しました。

 

 

現在は安全品質管理室に所属。

『安全管理』と『品質管理』、さらに『クリエイティブ』担当として従事する。

 

【 安全管理 】

現場作業時の安全教育、熱中症対策や安全衛生対策、作業用品の手配を
する半面、化学物質管理業務を専任で担当。

 

【 品質管理 】

水処理タンクなどの品質を確認・検査する製缶品検査員として従事する半面、

工事で使用する備品の保守・点検、部品交換および校正業務を単独で担当。

 

【 クリエイティブ 】

自社ホームページの運用・更新をはじめ、写真撮影・レタッチ、求人広告、

製品バナー、パンフレット等の各種制作業務の企画から制作・運用まで

一貫して担当しています。

最近は、生成AIを活用した高度なクリエイティブ制作にも意欲があります。

 

 

     現在、二足ならぬ『三足のわらじ』 として活躍中!

 

 

保有資格
Adobe認定プロフェッショナル、カラーコーディネーター、色彩検定、

秘書検定、販売士、化学物質管理者、保護具着用管理責任者、

熱中症アドバイザー、防火・防災管理

 

座右の銘
『試行錯誤』

様々な方法を試みて、何度挫折して失敗を重ねても、絶えず挑戦し続け、

目標を達成していきたい。

化学物質管理強調月間の概要

2026年2月1日~28日の間、厚生労働省から『化学物質管理強調月間』として
職場における化学物質管理の管理制度見直しと周知が呼びかけられています。

これは毎年行われることであり、今回で2回目になります。

新たな罰則や制度が始まる月間ではありませんが、化学物質管理の考え方が、
2024年4月より大きく変わった現在、事業者が自らの管理体制や状況を点検する
重要な機会
と位置付けられています。以下は見直しのポイントです。

近年の日本の化学物質管理体制

2024年4月に日本の化学物質管理は、国が個別に規制する方式から、化学物質を
製造または取り扱う事業場に対して、事業者自らがリスクを評価し管理する
『自律的管理』
へと移行しました。

これに伴い、SDS(安全データシート)の対象物質は大幅に増えることとなり、
従来で規制対象外とされていた物質についても、適切な管理が求められるように
なっていきています。

現場での化学物質管理体制

作業現場や工事現場では、化学物質に関して、以下のケースがあります。

①「SDSは管理しているが最新かどうかは、わからない」
②「保護具は以前、支給されたものを長く使い続けている」
③「適切な保護具かは定かではないが、着用している」

中小企業においては、作業現場での化学物質管理や化学防護具・保護具の運用が、
まだまだ定着しきれていないところが挙げられます。

強調月間としての取り組みは、このような状況下に置かれている管理体制や
運用、支給分を見直す『きっかけ』として活用することが目的とされています。

強化月間中での実施・改善方法

化学物質管理強調月間中では下記のポイントを再確認するようにしましょう。

 ●使用している化学物質のSDS(安全データシート)の最新版を入手する
 ●最新SDSから『CREATE-SIMPLE』等を使用し適切な保護具を選定する
 ●作業現場や工事現場では、使用状況に合わせて適切な保護具を支給する
 ●年単位で使用している保護具は外観検査を行い、異常があれば交換する
 ●保護具の選定理由を求められた場合の選定理由を説明できるか確認する
 ●リスクアセスメントの内容が、現状と相違がないかの再確認を実施する
 ●必要に応じて、化学物質管理者や保護具着用管理責任者を追加選任する

上記に関わらず、小さな気づきや点検からでも、十分に効果があります。
現場作業員が、作業しやすい環境や安全を整えることが大切です。

化学物質管理における将来的な動向

規制の対象となる化学物質は知られていないだけで、数万種の物質が存在する
ことは明らかにされています。

危険性や有害性を多く含む物質や、化学物質による休業4日以上の労働災害のうち
特化則(特定化学物質障害予防規則)などの規制対象に入っていない物質、
それに関係する化合物などが、多数確認されています。

2026年4月には、リスクアセスメント対象物質が、約2900物質に拡大され、
より化学物質による管理体制の強化は厳しくなる一方です。

また、2026年10月には有機溶剤に関する『個人ばく露測定』を作業環境測定として
実施されることとなり、作業環境測定士によるリスクチェックが始まります。

まとめ

化学物質管理は一度整えれば終わりではなく、継続的に見直しの機会が必要です。

安全衛生責任者から指示された内容に基づき、化学物質管理者や保護具着用管理
責任者が、職長や現場代理人、現場作業員へ周知していく管理体制
も必要です。

2月から実施される化学物質管理強調月間を、日頃の作業内容を振り返る機会として
捉え、活用し、より安全に、わかりやすい管理体制づくりに繋げていきましょう。

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